書初め

札幌市の小学校は明日始業式です。

 

6年生の娘が宿題の書初めを書いていました。

 

書かれていた文字は「有言実行」。

 

この言葉、私の記憶では近鉄の中村紀洋選手がスポーツ新聞か何かの新春インタビューで「今年の目標は本塁打王と打点王の二冠」と答えたのを記者が「『不言実行』という言葉があるが彼の場合はさしずめ『有言実行』というところだろう」と書いたあたりから急速に広まった言葉だと記憶していて、四字熟語として正しくないと思っていたのですが、web辞典をいくつか調べてみると「『不言実行』を捩ったもの」とは書いているものの、ちゃんと掲載されていました。

 

時代によって言葉は変わったり生まれたりするとは聞いていましたが、こんなに早く定着したと認められているとは驚きでした。

 

因みに娘は数年前に左馬（『馬』の文字を左右反転させたもの。縁起が良いとされている）を書いて提出しました。

私は怒られるのではないかと思ったのですが、先生は知っていて「よくこんなの知ってるね。ところでどうやって書くの？」とむしろ褒められたそうです。

 

書き方は紙を90度回転して「几」から書き始め向きを戻しから点を打ちます。