給与計算をお勧めすると
「うちは大丈夫だから」とよく言われます。
給与計算をアウトソーシングするメリットは端的には「担当者が不要になることによる経費節減と業務自体を行わないことによる業務負担の軽減」なのですが、もうちょっと詳しくお伝えするとこういったことです。
当たり前の話ですが給与計算の作業は毎月発生し、期日までに必ず仕上げなければなりません。
計算方法もなかなか大変で単純にソフトに入力して解決という訳にもいきません。
この給与計算、誰がやるかというのが悩ましい問題です。
社内に担当者をつけると他の社員がどれくらい給料をもらっているか分かってしまいます。
「あの人はこんなにもらってる」
「部長は威張っているけどこれしかもらってないんだ」
「今月から5,000円上がった人こんなにいるのに私は1,000円しか上がっていない」
担当者がこんなことを思っていたらどうでしょう?
モチベーションダウンに繋がると思います。
よしんば、そんなことは気にしない担当者がいたとしてもその人が急に抜けたらどうなるでしょう?
給与計算には多くの知識が必要なので代わりの人を急に育てるのはかなり大変です。
一方で、社長自ら給与計算業務をしている方も結構います。
社長自ら行っている場合は社長がスーパーマンの場合と上記のリスクを考えている場合に分かれまがいずれの場合でも、社長には社長がやらねばならない仕事が他にたくさんあります。
私個人の思いとしては社長は社長しか出来ない仕事に専念して欲しいと思っています。
本当は今日は社長としての仕事が他にあるのに締切に間に合わなくなるので時間を割いて給与計算をしなければならない、という事態は避けて頂きたいと願っています。
給与計算をアウトソーシングするとこのような問題が一気に解決されます。
他にも入社・退職の際に必ず連絡頂かなければならないので手続き漏れが無くなる等の副次的メリットもあります。